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マスターズ/超空の覇者(1)

マスターズ/超空の覇者(1987年アメリカ 日本公開: 1989年)Masters of the Universe

【大ヒットしたアクション・フィギュアを映画化したスペースオペラの意欲作!】

  1. 急遽公開されたスペースオペラ!
  2. 当時は珍しい人気アクション・フィギュアの映画化!
  3. キャスト&スタッフ~ドルフ・ラングレンがヒイ・マン!~
  4. ストーリー
  5. 見どころ①!~子どもたちの夢の映像化!~
  6. 見どころ②!~多種多様なキャラクターたちが作る独自の世界観!~

1. 急遽公開されたスペースオペラ!

『スター・ウォーズ』(1977年)は、多くのフォロワーを生み出し、1970年代末から1980年代の映画界は、SFやスペースオペラ全盛の時代を迎えました。『マスターズ/超空の覇者』もそんなフォロワーの一つですが、気楽に楽しめる作品に仕上がっています。1987年にアメリカで公開されたころ、映画・ビデオの雑誌『アビック』(1987年11月号)にこの映画のシーンが掲載されました。また、同じころのNHKのSFX映画を紹介する番組でもいくつかのシーンが紹介されました。それらは、『スター・ウォーズ』のSFXマンの一人であるリチャード・エドランドが手がけたシーンで、期待感をもったことを覚えています。『スター・ウォーズ』を彷彿とさせるキャラクターとメカに心躍らせました。アメリカ公開から2年後、ようやく日本でも公開されました。1989年の夏の映画の目玉の一つだったジャン=ジャック・アノー監督の『子熊物語』(1988年)が期待されたほどヒットせず、予定よりも早く上映を終了し、『マスターズ/超空の覇者』が、急遽公開されました。

 私は、『マスターズ/超空の覇者』を大学生のころ、京都の東宝公楽で鑑賞しました。久しぶりのスペースオペラを楽しみました。

『マスターズ/超空の覇者』(2)当時は珍しい人気アクション・フィギュアの映画化!