• 映画の思い出を語っていきます!

ニューヨーク東8番街の奇跡(1)

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年アメリカ 日本公開: 1987年)*batteries not included

【『E.T.』に『コクーン』をプラスしたハートウォーミングSF!】

  1. 1980年代=アンブリンの時代!
  2. 続々公開されたアンブリンの作品!
  3. 心温まるSFファンタジー
  4. ストーリー
  5. キャスト
  6. スタッフ
  7. 見どころ①!~アパートの住人とエイリアンとの交流!~
  8. 見どころ②!~このころ多かったファースト・コンタクトものの集大成!~
  9. 見どころ③!~アパートの住人達の出会い直しの物語!~

1. 1980年代=アンブリンの時代!

『ニューヨーク東8番街の奇跡』は、スティーブン・スピルバーグのプロダクションであるアンブリン・エンターテイメント製作の作品です。
 1980年代は、スピルバーグの時代であり、アンブリンの時代でした。『ジョーズ』(1975年)、『未知との遭遇』(1977年)、『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』(1981年)、『E.T.』(1982年)と映画史を塗り替える大作、話題作を監督として作り続けてきたスピルバーグは、アンブリン・エンターテイメントを設立し、製作者としても作品を提供するようになりました。正確には製作総指揮という立場でプロデュースし、監督は仲間や新人に任せていきます。ですが、スピルバーグの映画の持ち味ともいえる温かさ、ユーモア、エンターテイメントの要素はどの作品にもあり、アンブリン提供の映画はスピルバーグ映画とも呼ばれました。そして、ドラマのおもしろさと同時にSFXを多用したスペクタクルが見もので、子どもから大人まで安心して楽しめる映画として人気を得ました。アンブリンの映画は間違いなし!という認識が観客の間に浸透したといえます。

『ニューヨーク東8番街の奇跡』(2)続々公開されたアンブリンの作品!