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第5惑星(その7&その8)

第5惑星(1985年アメリカ 日本公開: 1986年)Enemy Mine

7. ストーリー

 2085年、宇宙に進出した地球は、ドラコン星人との間で戦争をしていました。ドラコン星人の戦闘機に宇宙ステーションを急襲された地球人は、戦闘機で反撃に出ます。地球人のダビッジがドラコン星人の戦闘機を撃墜しますが、自身の戦闘機もドラコン星人の戦闘機もフィライン第4惑星に不時着します。ダビッジは、ドラコン星人を倒そうとしますが、逆に捕まってしまいます。空腹のダビッジに食べ物を与えるドラコン星人。やがて、2人はこの未知の惑星で生きていくために協力していくことになります。ドラコン星人は、ジェリバ・シガンという名前でした。蟻地獄のような罠を仕掛ける怪物との格闘、隕石を防ぐ家づくりなどダビッジとジェリバは協力して困難を克服し、友情と信頼が芽生えていきます。やがて、ダビッジはジェリバから、ドラコン星人が高度な知性をもつ種族であり、タルマンというドラコン星人の教典を知るようになります。一人で惑星を探査して帰ってきたダビッジは、ドラコン人が雌雄同体の種族でジェリバが妊娠していることを知ります。息子ザミスを産み落とした後、ジェリバは亡くなります。ダビッジは、ザミスを育てますが、ドラコン星人を奴隷として働かせている悪の採掘業者にザミスを奪われ、死にかけているところを地球の軍隊に救出されます。回復したダビッジは、再び、フィライン第4惑星に降り立ちます。ザミスを救い、ジェリバとの約束を果たすべく、ダビッジと悪の採掘業者の戦いが始まります。

8. エイリアンをリアリティたっぷりに演じる

 『第5惑星』は、エイリアン役のルイス・ゴセット・ジュニアがいかに説得力のある演技をするかが最も重要な要素です。ルイス・ゴセット・ジュニアは、身振り手振りから、セリフ回しまでエイリアンをリアリティたっぷりに演じていてこの作品を成功させています。

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