• 映画の思い出を語っていきます!

対決(4)

4. キャスト&スタッフ

『対決』には、渋い俳優が集められました。ジャック・ノールズ大佐にロイ・シャイダー。『フレンチ・コネクション』(1971年)、『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』(1973年)などを経て、『ジョーズ』(1975年)の主人公ブロディ署長役で有名になりました。他に『ジョーズ2』(1978年)、『ブルーサンダー』(1983年)、『2010年』(1984年)など。『オール・ザット・ジャズ』(1979年)も代表作の一つ。ジョン・フランケンハイマー監督とは、『デス・ポイント/非情の罠』(1986年)に続く2度目のタッグ。晩年も『パニッシャー』(2004年)で元気な姿を見せました。敵対するバラチェフ大佐を演じるのはドイツ出身のユルゲン・プロホノフ。『U・ボート』(1981年)で艦長を演じ、国際的に知られるようになります。ほかに『デューン/砂の惑星』(1984年)、『第七の予言』(1988年)、『ジャッジ・ドレッド』(1995年)、『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年)、『エアフォース・ワン』(1997年)などに出演。ノールズ大佐の上官・ハックワース将軍にハリー・ディーン・スタントン。1950年代から映画界で活躍してきたハリー・ディーン・スタントンは、『エイリアン』(1979年)、『ニューヨーク1997』(1981年)、『ワン・フロム・ザ・ハート』(1982年)、『クリスティーン』(1983年)、『若き勇者たち』(1984年)などに出演。ヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』の主役でも知られています。また、デビッド・リンチ監督作品にも多く出演。デビッド・リンチ監督の『ワイルド・アット・ハート』(1990年)、『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(1992年)、『ストレイト・ストーリー』(1999年)、『インランド・エンパイア』(2006年)、テレビドラマ『ツイン・ピークス The Return』(2017年)に出演しました。クラーク中佐にテレビ出演を経て、ジョン・フランケンハイマー監督の『サンタモニカ・ダンディ』(1989年)で映画デビューしたティム・リード。若い女性エレナにモデル出身で『ノーマンズ・ランド』(1987年)でデビューし、『フィッシャー・キング』(1991年)、『シングルス』(1992年)などに出演しているララ・ハリスが扮しています。

 監督は、ジョン・フランケンハイマー。音楽を『ロッキー』シリーズ(1976年~2006年、4作目を除く)、アカデミー賞の作曲賞を受賞した『ライトスタッフ』(1983年)、『ベスト・キッド』シリーズ(1984年~1994年)、『マスターズ/超空の覇者』(1987年)、『ロックアップ』(1989年)、『トーマス・クラウン・アフェアー』(1999年)などのビル・コンティが担当しています。

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