『レッド・オクトーバーを追え!』の続編として、『パトリオット・ゲーム』(1992年)、『今そこにある危機』(1994年)、『トータル・フィアーズ」(2002年)、『エージェント : ライアン』(2014年)が作られました。「ジャック・ライアン」シリーズと呼ばれています。どの作品も冒険小説映画として完成度が高いものになっています(ただ、『エージェント : ライアン』は、原作はなく、ジャック・ライアン・シリーズの原作の設定に基づいています。)。さらにTVシリーズ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』(2018年~)が作られ、現在放映されています。ジャック・ライアンもアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレック、クリス・パイン、ジョン・クラシンスキーと五人の俳優が演じてきました。
どの俳優もよさがありますが、私は、『レッド・オクトーバーを追え!』のアレック・ボールドウィンが今のところ最高のジャック・ライアンだと思います。ケビン・コスナーに続くゲイリー・クーパータイプの格好よさがありました。近年もスパイ映画『グッド・シェパード』(2006年)や『ミッション : インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年)に出演しています。『ミッション : インポッシブル』シリーズでは、主人公トム・クルーズの上司を演じました。これらスパイ映画に登場するとジャック・ライアンの面影を感じさせてくれます。