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パニッシャー(1989年)(5)

パニッシャー(1989年オーストラリア 日本公開: 1990年)The Punisher

5. キャスト&スタッフ

 パニッシャー=フランク・キャッスルを演じるドルフ・ラングレンの周囲を新人からベテランまで多彩なキャストが固めています。パニッシャーのかつてのパートナー、 ジェイク・バーコビッツ警部補 を『愛と青春の旅だち』(1982年)で、アカデミー賞助演男優賞を受賞したルイス・ゴセット・ジュニアが演じ、ベテランが醸し出す風格を映画に与えています。 ルイス・ゴセット・ジュニア は、『ジョーズ3』(1983年)、『第5惑星』(1985年)にも出演。また、戦闘機パイロットのチャールズ(チャッピー)・シンクレア役が好評の『アイアン・イーグル』(1986年)は、3つの続編が作られました。 サム(サマンサ)・レアリー刑事には、深海SF『ザ・デブス』(1989年)でデビューした新人のナンシー・エバーハード。マフィアのボス、 ジャンニ・フランコ には、ジェローン・クラベ。ジャローン・クラベは、『007/リビング・デイライツ』(1987年)、『逃亡者』(1993年)などでも悪役を演じています。ヤクザの女親分レディ・タナカに日系俳優のキム・ミヨリ。また、極真空手の名手、八巻健志と金山裕文が出演し、同じく極真空手の有段者ドルフ・ラングレンとのファイト・シーンを見せてくれています。このあたりは、格闘技ファンも注目でしょう。
 監督は、『ゾンビコップ』(1988年)でデビューしたマーク・ゴールドブラット。マーク・ゴールドブラットは、『ターミネーター』(1984年)、『ターミネーター2』(1991年)、『トゥルーライズ』(1994年)、『アルマゲドン』(1998年)などの編集でも知られています。近年もブルース・ウィリス主演の『デス・ウィッシュ』(2018年)の編集を手がけました。

『パニッシャー』(1989年)(6)見どころ①!~ダイナミックなアクションの連続!~